ホーム > ニュースリリース > ニュースリリース > ニュースリリース2001年 > Press Release
ニュースリリース
<新製品案内>
DVDとMDを搭載、MP3再生にも対応した
「Digital Avino」登場!!
DVDを普及させるためのシステム、
「Digital Avino VA-5DVD/VA-6DVD」を発売!
株式会社ケンウッド(社長:中野 宏、本社:東京都渋谷区)は、DVDとMDをワンボディに搭載し、MP3再生にも対応したマイクロコンポ「Digital Avino VA-5DVD」と、米国ケンテック社のポイントソースオーディオシステム特許を採用した”ユニラウンド・スピーカー”を組み合わせたシステム「Digital Avino VA-6DVD」を8月下旬より発売します。 |
品名 |
型 番/カラ ー |
希望小売価格 |
発売時期 |
当初月産台数 |
DVD/MD搭載 マイクロコンポ
Digital Avino |
VA-5DVD-L (ブルー)
VA-5DVD-S (シルバー) |
オープン価格 |
8月下旬 |
1万5千台 |
VA-6DVD |
オープン価格 |
8月下旬 |
3千台 |
チューナー内蔵 5.6インチTFT液晶TV
|
KVX-5T-L (ブルー)
KVX-5T-S (シルバー) |
オープン価格 |
8月下旬 |
5千台 |
Digital Avino VA-5DVD-L + 5.6インチTFT液晶TV KVX-5T-L |
★企画背景と製品の概要
1995年にシステムステレオに搭載されたミニディスク(MD)の需要効果により、システムステレオ市場は台数ベースで順調に成長してまいりましたが、ここ数年300万台強をピークに、ほぼ横這いの状況が続いております。一方、平均単価下落の傾向は業界に深刻な影を落としており、2001年度の平均売価は4万円を下回ることが予測されています。原因としてはMDの普及がほぼ一巡したことによる魅力度の減衰と、競争の激化や製品の同質化の進行が考えられます。
弊社ではそのような市場背景から、MDに変わる新しい魅力を持った製品の開発に注力してまいりました。
弊社が行ったユーザー調査の結果、DVDビデオディスクプレーヤーの認知度、欲求度は共に高いポイントを示しているにも関わらず、日本国内におけるDVDビデオディスクプレーヤーの普及率は米国の1/10にとどまっています。その理由としては、米国のように住環境に恵まれていない我が国では、計6個のスピーカーを設置しなければいけない5.1chシステムは、まだまだ一部のユーザーにしか浸透しておらず、一般大衆ユーザーには身近なものに感じられないという傾向があることがわかりました。また、米国においては「映画」が文化として定着していますが、我が国においては「家庭で見る映画」は米国ほど普及していません。一方で、日本国内では「J-POP」に代表される「ミュージッククリップ」が普及してきており、著名なアーティストを中心にすさまじい勢いで増加を続けています。
以上の調査結果から、「日本市場におけるDVDシステムのあり方」を徹底的に検証、このたび「Digital Avino VA-5DVD/VA-6DVD」として発売することと致しました。
ミュージッククリップの再生に適した2chのDVDビデオ再生システムは、パーソナルスペースに最適なマイクロコンポサイズを実現。バーチャルサラウンド機能も搭載していますので、映画も迫力の音声で楽しむことができます。
また、音楽を楽しむユーザーの基本ニーズとも言えるMDを搭載、最長320分の録音/再生が可能なMDLPに対応。さらに、オーディオ用CD-R/RWはもとより、PCで作成、CD-R/RWに焼き付けたMP3ファイルの再生にも対応しています。
また、VA-6DVDは、スピーカーの置き場所を選ばないサービスエリアの広さを実現したユニラウンド・スピーカーを採用、スピーカーの設置場所を選ばず、迫力の音場を実現します。
CD→MDの倍速ダビング機能やワンタッチエディットなど、これまでのAvinoシリーズで定評のあった機能も多数搭載。新しい付加価値を持った「Digital Avino」シリーズで、システムステレオ市場の新しい魅力を創出します。 |
★製品の特長
- 映像から音楽まで思う存分楽しめる、
DVD/MD搭載マイクロシステム
DVD-VIDEO再生機能とMDをワンボディに搭載。CDを聴く、MDで録音/再生するといったこれまでの楽しみ方に加え、増加しつつある「ミュージッククリップ」をはじめとしたDVDソフトを思う存分楽しむことが可能。パーソナルユースでの楽しみを大きく広げました。
- CD-R/RWディスク再生に加え、
MP3ファイルの再生も可能
オーディオ用CD-R/RWの再生はもとより、PCで作成、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応。身近なデジタルメディアへの対応も万全です。
- MP3ファイル(CD-R/RW)の
ファイル/フォルダサーチ機能搭載
MP3ファイルが収録されたCD-R/RWの曲検索が簡単にできるサーチ機能を搭載。TVを接続することにより、TV画面上に表示されたファイル/フォルダ名から聴きたい曲をすばやく検索できます。
- 映画を迫力の音声で楽しめる
「バーチャルサラウンド」搭載
Dolby Digitalで収録された映画ソフトを、フロントスピーカー2本だけで映画館のような広がりのあるサウンドで再生する「バーチャルサラウンド」を搭載しています。
- MDLP対応
MDのロングプレイ&レコーディングに対応した「MDLPモード」を搭載しました。LP2モードで通常の2倍(最大約160分)、LP4モードでは通常の4倍(最大約320分)の長時間録音/再生を実現しています。
※MDLPモードで録音したMDは、MDLP非対応機器での再生はできません。
- CDからMDへの倍速ダビング機能*を搭載
CDからMDへ2倍速でダビングを行う機能を搭載。デジタルならではの高音質を損なうことなく、録音時間を一気に短縮。MDLP時の倍速ダビングも可能です。
*: |
一度倍速ダビングしたCDは、同じCDを録音開始から74分間倍速ダビングすることができません。 |
- ボタン一つの簡単操作で録音ができる
「ワンタッチ・エディット」機能搭載
CD再生中は再生中の曲を、CD停止中は全曲をボタンひとつで録音できる「ワンタッチ・エディット」機能を搭載。倍速ダビングも可能なので、簡単操作で手軽に録音が楽しめます。
- 1本のスピーカーで迫力の音場を創出する
「ユニラウンド・スピーカー」採用(VA-6DVD)
米国ケンテック社の「ポイントソースオーディオシステム特許」により、一本のスピーカーで360度のサービスエリアを提供する「ユニラウンド・スピーカー」を採用。設置場所に関わらず「臨場感と迫力の低音再生」を可能にしました。
- インテリアにとけ込む、シルバーとブルーの
2バリエーション(VA-5DVD)
すりガラス調の新しいテイストにさわやかな木目スピーカーを組み合わせたシルバー、きらびやかな輝きを見せるブルー。2つの異なるイメージを持ったバリエーションで、好みに合わせた選択が可能です。
- その他の特長
- PCM/ドルビーデジタル/dtsデジタル出力装備
- タイマー内蔵(プログラム/O.T.T./スリープ)
- 環境に優しい省エネ設計(待機時消費電力0.2W以下)
- 本体の電源を切り忘れても、30分後に自動的に本体の電源がOFFになる「オートパワーセーブ」機能
|
★主な定格
|
|
Digital Avino VA-5DVD |
Digital Avino VA-6DVD |
出力 |
20W+20W (EIAJ 6Ω) |
5W×3+20W×1 (EIAJ 8Ω) |
定格消費電力 |
65W |
65W |
待機消費電力 |
0.2W以下 |
0.2W以下 |
使用スピーカー |
ウーファー:
12cmコーン型 (シルバー)
10cmコーン型 (ブルー)
ツィーター: 2.5cmバランスドーム型 |
サテライト:
50mmフルレンジ×3
サブウーファー:
13cmコーン型 |
入出力端子 |
AUX IN:1系統
AUX OUT:1系統
オプティカル入力: 1系統
オプティカル出力: 1系統
VIDEO出力 (コンポジット): 1系統
S-VIDEO出力: 1系統
サブウーファー 出力端子:1系統 |
AUX IN:1系統
AUX OUT:1系統
オプティカル入力: 1系統
オプティカル出力: 1系統
VIDEO出力 (コンポジット): 1系統
S-VIDEO出力: 1系統 |
FM受信周波数範囲
AM受信周波数範囲 |
76MHz〜90MHz
531kHz〜1629kHz |
76MHz〜90MHz
531kHz〜1629kHz |
最大外形寸法 (W×H×D ) |
本体: 240×139×360mm
スピーカー:
S(シルバー) 150×285×228mm
L(ブルー) 124×280×236mm |
本体:
240×139×360mm
サテライト:
108×70×108mm (スタンド含まず)
サブーウーファー:
188×139×258mm |
質量 |
本体:約6.1kg
スピーカー:
S(シルバー) 約3.1kg
L(ブルー) 約2.3kg |
本体:約6.1kg
サテライト:
約0.45kg (スタンド含まず)
サブウーファー: 約3.4kg |
|
Updated 2001/07/24 (C) 2001 KENWOOD Corporation