海外向け業務用デジタル無線システム「NEXEDGE®」シリーズにポータブル機新商品NX-200S/300Sを追加

JVC・ケンウッドグループの事業会社であるケンウッドは、デジタル無線機器ビジネスの一層の拡充のため、北米・欧州・アジア地域を中心に販売を行っている業務用デジタル無線システム「NEXEDGE®」シリーズのラインナップに、機能を絞り込んだシンプルタイプのポータブル無線機を追加します。

●企画背景および概要

ケンウッドのコア事業の一つであるコミュニケーションズ（無線通信機器）事業は、主力の業務用無線機器分野でグローバルマーケットシェアNo.2のプレゼンスを有しています。

この業務用無線機器分野では近年デジタル化が進んでおり、ケンウッドでは、2007年12月から、従来のアナログ無線システムからのスムーズな移行を可能とした、業務用デジタル無線システム 「NEXEDGE®」シリーズを発売し、民間無線通信サービス業や大規模ホテル、複合エンターテインメント施設、公共事業者、公共安全機関などBusiness & Industry（民間産業）市場を中心に年々販売台数を伸ばしています。

この度、業務用無線機器のアナログからデジタルへのシフトをさらに加速させ、デジタル無線機器ビジネスの拡充をはかるため、従来の高機能を中心とした「NEXEDGE®」シリーズのラインナップに、機能を絞り込んだシンプルタイプの新ポータブル機NX-200S/300Sを新たに追加します。高い秘匿性、広がるカバレッジ（到達距離）といったデジタルの基本性能はそのままに、簡単な設定とシンプルな操作性を実現しています。

当社は、この業務用デジタル無線システム「NEXEDGE®」シリーズをこれまでの使用方法と同じながらもデジタルでの使用を重視するBusiness & Industry（民間産業）市場における主要な業務用無線機器となるよう全世界で積極的に展開すると同時に、これまでの無線端末を中心とする事業からシステムソリューションへの質的な拡大をはかって新たな飛躍に向けた基盤形成を推進していきます。

●商標について

NEXEDGE®は米国、日本などにおけるケンウッドの登録商標です。