ホーム > ニュースリリース > ニュースリリース > ニュースリリース2006年 > Press Release

発行日:2006年3月31日
ニュースリリース
4月1日付組織変更および人事異動のお知らせ
 株式会社ケンウッド(社長:河原春郎、本社:東京都八王子市)は、下記のとおり4月1日付で組織変更および人事異動を行いますので、お知らせします。
 なお、執行職以外の人事異動については、4月3日付でお知らせする予定です。
1.4月1日付組織変更および人事異動の主旨
  当社は現在、2005年5月に策定した第二次中期経営計画「バリュー・クリエーション・プラン」に沿って、各事業で成長戦略を推進するとともに、"Mobile & Home Multimedia System”事業の具現化に向けてカーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を融合し、家庭内からアウトドア、自動車内にいたる、あらゆる生活シーンで高品位な音を楽しんでいただける「シームレスエンターテイメント」の実現に取り組んでいます。
  今回の組織変更では、スピードある組織活動を活性化させ、次世代の事業基盤を強化してシームレスエンターテイメントの実現を促進するとともに、OEM事業のさらなる拡大をはかるなど、第二次中期経営計画による成長戦略を一段と加速させるため、従来のコンシューマビジネスセクタを「コンシューマビジネスセクタ」と「カーエレクトロニクスOEMセクタ」に分割します。
  コンシューマビジネスセクタは、傘下にカーエレクトロニクス市販事業部、カーマルチメディア事業部、ホームエレクトロニクス事業部を置き、それらのコンシューマ事業部門を統括して各事業の競争力強化と発展を推進します。また、コストセンタであるスピーカシステム事業部を「スピーカシステム事業統括部」(1.5段部)に再編成して、3つのコンシューマ事業部に貢献する体制の強化をはかります。
  カーエレクトロニクスOEMセクタは、傘下にカーエレクトロニクスOEM事業部を置き、新たに「デバイス事業統括部」(1.5段部)を設置して、メカ・デバイス事業の拡大、ひいては、さらなるカーエレクトロニクスOEM事業の拡大をはかります。
2.主な組織変更

(1) 戦略技術開発センタ
  技術革新のめざましいコンシューマエレクトロニクス分野において競争力のある新商品の開発とプラットホーム化を推進してきたコンシューマビジネス開発センタは、従来のカーエレクトロニクス、ホームエレクトロニクス分野の先行開発機能に無線分野の先行開発機能を加え、全社横断的組織として名称も「戦略技術開発センタ」に変更し、シームレスエンターテイメントの具現化に向けた技術開発の強化をはかるとともに、各セクタおよび各事業部に関連する次世代技術開発を推進します。
  傘下には「要素技術開発部」、「先行技術開発部」を置き、従来のデバイス開発部はカーエレクトロニクスOEMセクタに新設する「デバイス事業統括部」に統合します。
     
  (2) コンシューマビジネスセクタ
  コンシューマビジネスを手がけるカーエレクトロニクス市販事業部、カーマルチメディア事業部、ホームエレクトロニクス事業部を統括し、各事業の競争力強化と発展を推進します。従来のスピーカシステム事業部は、「スピーカシステム事業統括部」に再編成し、傘下に「事業企画部」、「設計部」(2段部)を置いて、スピーカ本位の視点から3つのコンシューマ事業部に貢献する体制を強化します。
  また、新たに「コンシューマビジネス事業推進統括部」(1.5段部)を設置し、傘下に「事業企画部」、「PSI管理部」を置いて、3つのコンシューマ事業にスピーカシステム事業を加えたコンシューマビジネス全体の事業推進、事業企画・管理、生産・販売管理、海外営業企画、海外販社統括の各機能をセクタとして統括する体制とします。
  各事業部の傘下にあった音質研究室は、コンシューマビジネスセクタ全体を管轄する横断的な組織とし、1.5段部に昇格させます。
  E事業推進プロジェクトは、発展的に解消し、具体的な事業の推進に向けて「E事業推進部」(2段部)を新設します。

カーエレクトロニクス市販事業部
PM(Product Management)統括部を再編成し、傘下に「デザイン室」(2段部)を有する「システム企画技術統括部」(1.5段部)を置きます。
コンシューマビジネス商品設計統括部NK(長野ケンウッド)本部を、「コンシューマビジネス商品設計統括部」に改称します。
品質保証・サービス部を、新設する「コンシューマビジネス品質保証・サービス部」に統合し、これまでの市販向けカーエレクトロニクス製品に加えて、ホームエレクトロニクス製品の品質保証・サービスを担う体制とします。
海外営業部、グローバルPSI部、事業企画・管理部を再編成し、コンシューマビジネス事業推進統括部に統合します。

カーマルチメディア事業部
従来の傘下組織、第一システム企画技術部、第二システム企画技術部、ビジュアルシステム企画技術部、ナビシステム企画技術部を再編成し、「MM(Multimedia)システム開発部」、「CMS(Car Multimedia System)企画技術部」、「AMS(Advanced Multimedia System)開発プロジェクト」、「ビジュアルシステム企画技術部」(2段部)を置きます。
事業推進部はコンシューマビジネス事業推進統括部に統合します。

ホームエレクトロニクス事業部
商品企画設計部を「企画技術部」に改称します。
品質保証・サービス部は「コンシューマビジネス品質保証・サービス部」に、事業推進部はコンシューマビジネス事業推進統括部」にそれぞれ統合します。
     
  (3) カーエレクトロニクスOEMセクタ
  成長事業であるカーエレクトロニクスOEM事業のさらなる飛躍と収益力強化を推進します。新たに、「デバイス事業統括部」(1.5段部)を設置し、傘下に「メカ開発部」、「デバイス開発部」を置いて、これまでカーエレクトロニクスOEM事業部傘下にあったメカ・デバイス機能と、コンシューマビジネス開発センタ傘下にあったデバイス開発部を統合して、メカ・デバイス事業の強化、拡大をはかります。
  従来の音質研究室は、1.5段部に昇格させ、カーエレクトロニクスOEMセクタ全体を管轄する組織とします。

カーエレクトロニクスOEM事業部
PM統括部を「システム企画技術統括部」として再編成し、マーケティング機能は営業部門に、事業企画機能は事業推進部にそれぞれ移管します。
海外営業部、国内営業部は「海外マーケティング推進部」、「国内純正営業部」、「国内DOP(ディーラーオプション)営業部」に再編成します。
商品設計統括部NK本部を「商品設計統括部」に改称します。
     
  (4) コミュニケーションズ事業部
  海外営業部を「海外マーケティング推進部」に改称します。
     
  (5) 本社コーポレート組織の変更

情報・技術統括部
ブランド戦略室に営業企画機能を追加し、「マーケティング・ブランド戦略室」(2段部)とします。
生販システム改革プロジェクトはシステム構築を終了したことから、以後の運営をIT推進部に統合します。

CR統括部
傘下に「ガバナンス強化プロジェクト」(2段部)を新設します。

人事部・勤労部
人事、勤労政策の大幅な革新が一区切りしたことから、人事部と勤労部を統合し、「人事勤労部」(2段部)とします。

財務・経理統括部
連結決算早期化プロジェクトを終了し、再編成して新たに「連結会計改革プロジェクト」(2段部)を財務・経理統括部の傘下に設置します。
3.執行職の委嘱の変更
氏名 新職務 旧職務
塩畑 一男 執行役員上席常務 CFO
CEO補佐(人事勤労担当)
CR統括部長
執行役員上席常務 CFO
CR統括部長
畑 浩靖 執行役員上席常務
CEO補佐(経営塾・人材育成担当)
執行役員上席常務
CEO補佐(人事勤労担当)
上田 昭男 執行役員上席常務
CEO補佐(業務改革担当(業務統括部、部門調達))
執行役員上席常務
CEO補佐(業務改革担当)
調達本部長
江口 祥一郎 執行役員常務
ケンウッドU.S.A.社 取締役社長
米州統括機構 統括責任者
執行役員常務
ケンウッドU.S.A.社 取締役社長
犬飼 真 執行役員常務
欧州統括機構統括責任者
ケンウッド・ヨーロッパ社 取締役社長
ケンウッド・フランス社 取締役社長
執行役員常務
欧州統括機構統括責任者
ケンウッド・ヨーロッパ社 取締役社長
清田 晃 執行役員常務
調達本部長
CEO補佐(カーエレクトロニクスOEMセクタ担当)
調達本部 戦略調達部長
執行役員常務
カーエレクトロニクスOEM事業部長
田中 俊太郎 執行役員待遇
CEO補佐(コンシューマビジネスセクタ担当)
カーエレクトロニクス市販事業部長
カーマルチメディア事業部長
執行役員待遇
カーエレクトロニクス市販事業部長、
  カーエレクトロニクス市販事業部 PM統括部長
カーマルチメディア事業部長
仁木 清 執行役員待遇 CIO
情報・技術統括部長、
  情報・技術統括部 技術戦略企画室長、
  IT推進部長
執行役員待遇 CIO
情報・技術統括部長、
  情報・技術統括部 技術戦略企画室長、
  ブランド戦略室長
大熊 龍彦 執行役員待遇
カーエレクトロニクスOEMセクタ 音質研究室 音質マイスター
執行役員待遇
カーエレクトロニクスOEM事業部 音質研究室 音質マイスター
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内12社、海外24社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で、人々に幸せな気持ちを創ろう」というビジョンの実現をめざします。

本件に関するお問い合わせ
株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 波木
TEL: 042(646)6724 FAX: 042(646)1440 E-mail: pr.qa@kenwood.co.jp

Home Back