ホーム > ニュースリリース > ニュースリリース > ニュースリリース2005年 > Press Release
ニュースリリース
<新製品案内>
THX社のホームシアター用規格「THX SELECT2」に準拠した
Audio-Videoコントロールセンター「KRF-X9090D-S」を新発売!
設置した部屋の音響特性や再生するソースに
最適な音場空間を創り出す「AUTO ROOM EQ」を搭載
株式会社ケンウッド(社長:河原春郎、本社:東京都八王子市)は、設置した部屋の音響特性や再生するソースに最適な音場空間を高精度デジタル処理により自動で創り出す「AUTO ROOM EQ」をはじめ、音響専業メーカーならではの高音質技術を凝縮するとともに、米THX社が提唱するホームシアター機器の新たな性能基準である「THX SELECT2」に準拠した高音質タイプのAVコントロールセンター「KRF-X9090D-S」を、10月下旬より発売いたします。 |
品名 |
型番 |
希望小売価格
(本体価格) |
発売時期 |
AVコントロールセンター |
KRF-X9090D-S |
99,750円
(95,000円) |
10月下旬 |
★企画背景と製品の概要
DVDソフトの普及、BS/地上波デジタル放送の開始、また近年の薄型テレビの一般家庭への急速な普及にともない、あらゆるメディアを高画質・高音質で楽しみたいというニーズが高まっています。さらに、DVDを中心とするメディアは、音声フォーマットをマルチチャンネルで記録できることが大きな特徴となっており、その臨場感あふれる高音質サラウンドを満喫できるシステムとして、ホームシアターシステム製品への注目が高まっています。
「KRF-X9090D-S」は、「THX SELECT2」に準拠した高音質設計、またドルビープロジックUx、ドルビーヘッドホン、ドルビーバーチャルスピーカーなど多彩なサラウンドフォーマットに対応するとともに、150W×7chの大出力を実現することで、幅広いニーズに応えることを可能にしたAVコントロールセンターです。さらに、部屋の広さや環境、スピーカーの特性やセッティングの状況を付属の専用マイクで測定することで、設置した部屋の環境や使用するソースに最適な音場空間を、高精度デジタル処理により簡単に創り出すことが可能な「AUTO ROOM EQ」を搭載しました。
|
★製品の主な特長
- THX社が提唱するホームシアター機器の新たな性能基準「THX SELECT2」に準拠
THX社が提唱するホームシアター機器の新たな性能基準である「THX SELECT2」に準拠しています。オーディオ性能のクオリティはもちろん、家庭での視聴環境を考慮した自然なサラウンド再生を実現する「シネマ・リ・イコライザー」の搭載や、人間工学に基づき、耳の形状による指向性の違いを補正する「ティンバー・マッチング」など、映画製作者が意図した音場を高次元で描き出す技術が凝縮されています。
また、左右独立の2chスピーカーをサラウンドバックに使用して7.1chサラウンドが楽しめる「THXサラウンドEX」に加えて、THXテクノロジー「アドバンスド・スピーカー・アレイ」に基づいた「THX SELECT 2Cinema」、「THX Music Mode」、「THX Game Mode」に対応。より高精度な7.1chサラウンド空間が楽しめます。
- 部屋の音響特性に合った最高の視聴環境が簡単に設定できる「AUTO ROOM EQ」搭載
付属の高性能マイクを使用して、接続されているスピーカー、リスニングルームの音響特性を測定し、スピーカーのセットアップを自動で行う「オートセットアップ機能」を搭載。さらに、測定結果を基に「32Bit Floating Point Processor」の高精度な処理能力を活用し、再生ソフトに最適な音場作りを可能にする「Active EQ」機能を搭載しました。
■ |
簡単にシステムアップを実現する「オートセットアップ」
スピーカー・コンフィグレーションの設定を、自動で簡単に設定できる機能です。付属の専用マイクで、スピーカーの結線と位相、サイズ、レベル、周波数特性、そしてスピーカーとリスニングポジションの距離、部屋の音響特性を測定。「32Bit Floating Processor」の高精度な処理能力で、リスニング環境に最適な設定を行います。
|
■ |
再生するソースに最適な音場を高精度に再現する「Active EQ」
スピーカーセットアップ時の測定データを、当社オリジナルの音質技術「Active EQ」に連動させることで、再生するソースのジャンルに最適なイコライジングを実現します。「Flatモード」の他、低域から高域までバランスよく鳴らす「Musicモード」、迫力のある効果音を演出する「Cinemaモード」、臨場感溢れるサラウンドで楽しめる「Gameモード」から選択可能です。 |
-
圧倒的な迫力を再現する150W×7chのハイパワー
THX SELECT2準拠のディスクリート構成として、7chパワーアンプを搭載しました。出力段には温度検出・補償回路をパワートランジスターに内蔵し、究極の動特性を実現したLinear TRAITを採用。これまでのトランジスターとは一線を画す熱反応速度の向上で、理想的な熱帰還システムを実現。あらゆる信号レベルでスピーカーを正確に駆動することが可能です。
-
高音質再生を可能にする各種音質技術
DSPには、アナログデバイセズ社製の高精度DSPを使用しました。高速かつ高精度のサラウンド処理を実現する「32Bit Floating Point Processor」を採用することで、多彩なサラウンドフォーマットへの対応はもちろん、微小信号の正確な再生が可能で、信号精度を劣化させることなく、高精度なサラウンドを再現します。
さらに、電源回路と増幅回路をシンプルかつ密接に結びつけることで、電流の相互干渉・重複を避けるために設計されたアドバンスド・グランドラインを搭載。従来に比べ、トランスからのノイズ影響が大きく低減され、原音に限りなく忠実な再生音が楽しめます。
-
DOLBY PRO LOGIC UXをはじめ、多彩なサラウンドフォーマットに対応
これまでのホームシアターのサラウンド再生では表現しきれなかった、全方位の密度の高い音場表現が可能な7.1chデコード技術「ドルビープロロジックUX」、2chでリアルなサラウンド効果を実現する「ドルビーバーチャルスピーカー」、通常のステレオヘッドホンでリアルな5.1chサラウンド音場が楽しめる「ドルビーヘッドホン」など、最新のサラウンドフォーマットに対応しています。
-
ビデオコンバージョン機能を搭載
コンポジット端子で入力された映像信号をS映像に変換するビデオコンバージョン機能。S映像ケーブル1本で本体のモニターアウト端子とテレビを接続することができます。
-
その他の特長
・ |
LCD付リモートコントローラー(ラーニング機能、オーディオ/ビデオ機器リモコン・プリセット機能搭載) |
・ |
自動デジタル/アナログインプットセレクタ搭載 |
・ |
インプットレベル調整機能(3 Step) |
・ |
96kfs/24bitデジタル入力 |
・ |
5モードDSP(ARENA / JAZZ CLUB / THEATER / STADIUM / DISCO) |
・ |
バナナプラグ対応スピーカー端子 |
・ |
クロスオーバー周波数調整機能 |
|
★主な定格
【オーディオ部】
- ステレオモード:定格出力100W+100W (20Hz〜20kHz、0.09%、6オーム)
・実用最大出力:150W+150W(JEITA 6オーム)
- サラウンドモード(1ch動作時):実用最大出力/フロント:150W+150W(JEITA 6オーム)、センター:150W(JEITA 6オーム)、
サラウンド:150W+150W(JEITA 6オーム)、サラウンドバック:150W+150W(JEITA 6オーム)
- 全高調波歪率:0.009%(1 kHz、50W、6オーム)
- 周波数特性:Line 10Hz 〜100kHz、 +0dB〜-3dB
- S/N比 Line:95dB(JEITA)
- トーンコントロール特性:BASS ±10dB(at 100Hz)、TREBLE ±10dB(at 10kHz)
- 入力端子(感度/インピーダンス):PHONO(MM)4.0mV/47kオーム、Line 300mV/47kオーム
- 出力端子(レベル/インピーダンス):TAPE REC 300mV/1kオーム、PRE OUT/FRONT:1V/500オーム、CENTER:1V/500オーム、SURROUND:1V/500オーム、SURROUND BACK:1V/500オーム、SUBWOOFER:1V/500オーム
【ビデオ部】
- 入力端子(感度/インピーダンス)コンポジット:1Vp-p/75オーム、Sビデオ(Y信号1Vp-p/75オーム、C信号0.286Vp-p/75オーム、コンポーネントY信号1Vp-p/75オーム、Cb/Cr信号 0.7Vp-p/75オーム
- 出力端子(レベル/インピーダンス)コンポジット:1Vp-p/75オーム、S-Video:Y信号1Vp-p/75オーム、C信号0.286Vp-p/75オーム・コンポーネント:Y信号1Vp-p/75オーム、Cb/Cr信号 0.7Vp-p/75オーム
【デジタル部】
- サンプリング周波数:32kHz、44.1kHz、48kHz、96kHz
- 入力端子(感度/インピーダンス/波長):Optical:-15dBm〜-24dBm、660nm±30nm、Coaxial:0.5Vp-p/75オーム
- 出力端子(レベル/インピーダンス/波長):Optical:-21dBm〜-15dBm、660nm±30nm
【FMチューナー部】
- 受信周波数範囲:76MHz〜90MHz
- アンテナインピーダンス:75オーム不均衡
- 高調波歪率:MONO 0.3%(1kHz)/STEREO 0.7%(1kHz)
- S/N比 MONO:75dB(65dBf入力時)/STEREO 68dB(65dBf入力時)
- ステレオセパレーション:36dB(1kHz)
- 周波数特性:+0.5dB、-3dB(30Hz〜15kHz)
【AMチューナー部】
- 受信周波数範囲:531kHz〜1602kHz
- S/N比:48dB
【電源部・その他】
- 定格消費電力(電気用品安全法に基づく表示):270W
- 待機時消費電力:0.5W以下
- 最大外形寸法(約):440(W)×166(H)×396(D) mm
- 質量(約):12.1kg
【付属品】
- FM室内アンテナ×1、AMループアンテナ×1、リモコン×1、リモコン用単三乾電池×2
【商標について】
- ドルビー、DOLBY、ドルビーデジタル、DOLBY DIGITAL、プロロジック、Pro Logic、サラウンドEX、SURROUND EXはドルビーラボラトリーズの商標です。
- DTS、DTS-ES Extended Surround、NEO:6はDigital Theater Systems,Incの商標です。
- THX、THX SELECTはルーカスフィルム社の商標です。
- TRAITは(株)ケンウッドの登録商標です。
|
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内12社、海外24社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で、人々に幸せな気持ちを創ろう」というビジョンの実現をめざします。 |
|
|
本件に関するお問い合わせ先 |
一般顧客窓口: |
カスタマーサポートセンター TEL:0570(010)114 |
(ナビダイヤル) |
|
(一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます) |
|
|
|
携帯電話・PHS・IP電話からは:045(933)5133 |
|
報道・出版窓口: |
ケンウッド 広報室 新免(しんめん)・久保田 |
TEL:0426(46)6724
FAX:0426(46)1440
E-mail: pr.qa@pr.kenwood.co.jp |
製品ポジやカタログ、撮影用製品貸出のお申し込みは下記へお願い致します。 |
|
ケンウッド 経営戦略統括部
宣伝室 |
TEL:0426(46)6733
FAX:0426(46)6729 |
Updated 2005/08/08 (C) 2005 KENWOOD Corporation