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光マイクロホンシステムユニット発売
高感度特性を活かし、センサー分野に応用
株式会社ケンウッド(社長:中野 宏,本社:東京渋谷)は、 光マイクの高感度特性を活かしマイクロホン機能とセキュリティおよびセンサー市場への応用システムに向けた、システムユニットを発売する運びとなりましたのでお知らせします。 |
製品名 | 標準価格 | 発売時期 |
SOM (Super Optical Microphone) 光マイクシステム |
オープン価格 | 12月上旬 |
SOM (Super Optical Microphone) 光マイクシステム |
★今回発売のシステムユニット光マイクロホンは、SOM (Super Optical Microphone)方式と、IOM (Integrated Optical Microphone)方式の2方式があります。SOMは高感度特性と光ファイバーケーブルによる伝送方式に特長があり、電磁環境(EMI)をはじめ、従来のマイクロホンでは使用できなかった環境での応用が期待されています。IOMは小型軽量、指向性、騒音低減に特長があります。現在、セキュリティ分野においてSOM方式への期待が高く、こうしたユーザーの要望を取り入れ、使い易いシステムユニットとして開発、市場に提供するものです。 今回のSOMシステムユニットは、SOM光マイクロホンを付属した電源部 (ACおよびDC対応)と、O/E (Optical/Electrical) 変換部を含んだユニット構成で、容易に応用装置への組み込みが可能な構成となっています。このSOM光マイクロホンは音を捕らえる小型高感度アクチュエーター部および音声信号の伝送路、すべてに光ファイバーを使用した世界で初めての高感度光マイクロホンシステムで、センサーとしての応用も可能です。 特に音声信号の伝送路に電線等を使用しないため、電気的なスパーク、誘導、発振等の障害が発生することがありません。それらの環境からの影響を受けないために、従来応用が困難とされていた電磁誘導環境、防爆環境、化学プラント、ガス、水中の分野、更には医療分野への応用が可能になります。 (背景) ケンウッドでは、数年前から光マイクロホンの実用化に向けてイスラエルのPhone-Or社と共同で開発を進めてきております。光マイクロホンは従来のマイクロホンとは基本原理が異なり、音を光に変換して電気信号に置き換える方式で多くの特徴をもっています。 特に感度を上げたり指向性を持たせたり、騒音を低減させる機能をもたせる事ができるため、応用分野は自動車、電話、コンピュータ、セキュリティ等に幅広く期待されています。 なお、本製品は、来月開催(10/2〜6)の展示会、CEATECジャパンに出展します。 |
★応用システム例
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★主な特徴
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★主な仕様 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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本件に関するお問い合わせ先 | |
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デバイス事業部 | TEL:045−939−7353 FAX:045−939−7091 |