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ニュースリリース

<お知らせ>


特定小電力無線を利用した学校用緊急通信放送システムを開発!
緊急時に校内のどこからでも一斉同報放送が可能

株式会社ケンウッドの100%出資子会社である山形ケンウッド(社長:東 紀行 本社:山形県鶴岡市)は、免許不要の特定小電力無線を利用した学校用緊急通信システムを開発、9月より販売を開始いたしますことをお知らせいたします。

★企画背景及び製品の概要

山形ケンウッドでは、無線通信システムを利用することにより、学校内で事件・事故などの不測の事態が発生した場合、離れたところから既存の校内放送設備をコントロール、校舎敷地内のどの場所からでも一斉放送ができる緊急通信放送システムを開発、このたび発売を開始することとなりました。

既存の放送設備に本システムを追加するだけで使用が可能になるので、大がかりな工事や設備投資が不要、導入を容易にしています。また、校内にいる全員に対して同時に情報が伝えられるため、避難誘導などの際に素早い対応が可能になります。

無線機を使用しているので、本来の無線機同士の通話機能を使うことにより、離れた場所からも状況を容易に把握することが可能。もちろん、通常の活動の中で例えばプールや体育館と校舎との連絡用、運動会などの全校催事の際の連絡手段などにも有効にご活用いただけます。


★システムの概要

本システムは既発売の特定小電力トランシーバー及びレピーターを採用することにより、システム全体の価格を抑えることに成功しています。
  1. 放送設備コントローラー:本システムの核になる、校内放送設備コントローラー
  2. 特定小電力無線機:各先生方の端末機として使用。人数分必要になります。
  3. 特定小電力レピーター:各先生が所有する端末無線機相互、あるいは放送設備コントローラーとの中継をする無線機。校舎の形状や広さにより設置場所を決定します。


★設置モデル校

本システムは山形県鶴岡市にある「鶴岡市朝暘第一小学校」に市の教育委員会を通して設置、試験運用を行っており、9月3日、同小学校において、本システムを使用した避難訓練を行う予定です。



★システム図



システムズ


システムズ


本件に関するお問い合わせ先

山形ケンウッド 営業セクション 佐藤
TEL:0235-25-4002
FAX:0235-25-4008
E-mail: sales@kenwood-yamagata.com

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Updated 2001/09/03 (C) 2001 KENWOOD Corporation